女性は男性に比べ年齢が高くなるのにつれて
身体に見られる変化が大きくなりやすい上
出産など特有の経験をする可能性もあるため
ダイエットをする時には
美容と健康の双方のバランスが良い様子で進めていく事が大切です。
長い人生を歩んでいく中で
年齢により身体の変化を感じるシーンは多々ありますが
取り分けて顕著なのは20代から30代に突入した時であり
共通しているのは20代の時は痩せる事に無頓着でも
体型に悩まされる事は無かったのにも関わらず
30代になると努力しても痩せにくくなってしまう事です。
20代と30代はさほど年齢が変わらないのにも関わらず
身体に見られる変化が大きいのは
ビジネスシーンやプライベートシーンのどちらにおいても
これまでに比べ活動量が減ってしまう事が根底にあり
活動量が減少する事に伴い筋肉量も減少し基礎代謝も低下するという
悪循環に見舞われるためです。
その結果、蓄積されている脂肪分が
エネルギーという形で使われにくくなってしまうため
摂取したものが中性脂肪になるのと共に
皮下脂肪や体脂肪として蓄積され太りやすくなります。
そして、健康診断を受けた際などに
中性脂肪値や体脂肪率に異常値が見られるようになり
医師から忠告を受け改善を図らなければ
命に直結する病気の起因に繋がってしまいます。
しかし、医師から忠告を受けたり
身体の不調が顕著に感じられるようになった際に
慌てて極度なダイエットに励んでしまうのは逆効果であり
たとえ各数値が低くなったりスリムな体型に戻れたとしても
新たなる火種を生じさせてしまったり
不健康な見た目になってしまう恐れがあるためです。
そこで、30代に突入し
自分の身体を見つめ直す必要に迫られた女性にとって
最適なペースを理解しておくのが大切で
良いペースを維持しながら向き合っていけば
理想的な美しい身体を手に入れる事が可能になります。
現時点での体重により詳細なペースは個々により若干の差異がありますが
1ヶ月間につき1kgから2kgを一つの目安として減らしていくようにしましょう。
焦燥感に駆られていたり、人前に出る機会が迫っている場合などは
短期間で多くの体重を落としたくなりますが
短期間で体重を減少させ過ぎると目的の脂肪分ではなく
残しておかなければならない筋組織が減ってしまうので
やせ細り周囲が心配してしまうような弱々しい見た目になってしまうので注意が必要です。
ダイエットを成功させる時には
BMIの数値に目を向けながら目標値に向かって努力をしていく方も多いものの
今日における最新技術を用いた研究により明らかにされたのは
BMIが22程度で推移している方が最も健康面で優れていて病気を発病しないという結果です。
広く一般に知られているのは
BMIの数値は18.5から25を超えない範囲内で収めるべきという情報なので
できるだけ低くすべく18.5を目指す方が多いですが
30代という年齢は妊娠出産を控えている女性も少なくないため
18.5では低すぎという見方もされるため
健康を疎かにしないためにも新たに見出された
22を目安にして調整していきましょう。
こうした点を考慮しながらダイエットの基本である食生活と運動習慣
生活習慣について見直しをしていき
思わず行ってしまいがちな朝食を食べないという習慣は
すぐにやめるようにします。
仕事をしていれば年齢が高まるほど重要なポストに就く可能性が高いため
時間に追われつい朝食を食べずに出勤する方が多いですが
次回の食事で不足分を一気に補おうとする上
カロリーをできるだけ保持しようとするため痩せにくくなってしまいます。
さらに、ウォーキングなどの有酸素運動を1週間に2時間半程度行うようにし
筋トレで筋組織を肥大化させ基礎代謝をアップさせると健康寿命の観点からも尚良いです。
